小さな頃の蟹は、一年に何回も脱皮しますが、
ある程度大きくなると大体年一回の脱皮となります。
松葉の中でも脱皮したばかりの蟹は、「水がに」(若松葉ともいいます)と別称があります。
八月から九月頃に脱皮する蟹が多いので、
水がに解禁の十二月中ごろは、まだまだ水気が多くて、
漁期の終わる三月頃、やっと身が詰まりかけます。
最終脱皮してからの月数が長い程、身が詰まって、味ものっているのです。
(かにのお造り召し上がれ)staff:N